Chapter 2 色を自在に操る方法1
POINT
・色は色味の有無で、有彩色と無彩色に分けられる
・色から感じ取る事ができる色味、明るさ鮮やかさという3つの要素を色の三原性という。
・三属性で色を表すための物差しに色相、明度、彩度があり、その記号で細かく正確に色をあ表すことができる。
・色を三属性が規則的に変化するように並べていくと、3次元の色立体として表される。
色が持つ3つの基本属性
黒や白や灰色、色味が感じられない色を無彩色、青み、赤みのような色味を感じられる色を有彩色という
色味、明るさ、鮮やかさの3つの心理的な要素を色の三属性という。
色相(ヒュー:hue)
色相環という円環で示す
https://gyazo.com/3e6f8fe1317bf04d9daeeb2f191080ce
色相を代表する最も純度の高い色を純色という。
色相環の対向位置にある色同士を補色という。
明度
table:読み方
PCCS ライトネス(lightness)
マンネル表色系 バリュー(value)
明度スケールを用いて表す
https://gyazo.com/ca4a416a6f1d3c710865972512ce8fb0
おおよその違いを示すとき
低明度色⇒中明度色⇒高明度色
彩度
table:読み方
PCCS サチュレーション(saturation)
マンネル表面系 クロマ(chroma)
低彩度色⇒中彩度色⇒高彩度色
色立体 ー 基本属性を操るための基礎知識
全ての色を系統的に配列する三次元の空間を色空間と呼ぶ。
実際の色見本(色票)を規則的に配列した立体模型を色立体と呼ぶ。
https://gyazo.com/c96c31c871c9ffa57f3ca911536a5eb0
軸部分は無彩色である。
同じ色相の色で占められている領域を等色相面という。
https://gyazo.com/93f3a16eb2b94ae2f2c6ee079c5c9f24
等色相面を構成する有彩色は以下3つの要素に分けられる。
純色(ピュアカラー)
白も黒も混ざってない、彩度の最も高い色。
清色(クリアカラー)
純色に白か黒が混ざった色。
白、、、明清色(チントカラー)
黒、、、暗清色(シェードカラー)
濁職(ダルカラー)
明濁色...純色より明度の高い灰色が混ざった色
中濁職...純色とほぼ同じ色の灰色が混ざった色
暗濁職...純色より明度の低い灰色が混ざった色
色の表示方法
色の表示方法とJIS
分野を超えて色を共有できるように、
色を表示する方法がJIS(日本産業企画:Japanese Industrial Standards)に定められている。
色名による表示方法としては、物体の色を表すための物体色の色名(JIS Z 8102)
光源の色を表すための光源色の色名(JIS Z 8110)がある。
それぞれ色を指し示す専用の言葉や、慣れ親しんだ身近なものの名前を借りて表す慣用色名と、
基本的な色名にかんたんな修飾語を添えてあらわす系統色名が用意されている。
XYZ表色系...光の混色原理に基づく表示方法の代表。
1931年にCIE(国際照明委員会)によって制定された、人間の視覚特性に基づいて色を数値化する国際的な基準です。色をX、Y、Zの3つの数値(三刺激値)で3次元空間として表現します。
https://gyazo.com/48540593ae593df27367fe7bfe67ed6a
JISCからJIS検索が行える。
数値や記号を用いて色を表すことを表色という。
そのためにある色空間に一定の秩序で矛盾なく色を配列した体系を表色系(カラーシステム:color system)という。
カラーオーダーシステム(色票系)...表色系のうち、物体の色を表すための色票集を備えたもの。
色の表示を目的として用意された試料(色紙など)で、色票を系統的に配列したものをカラーチャートという。
カラーチャートの集合を色票集という。
色票によって、その目盛り位置の色を示したものは標準色票と呼んで区別する。
日本産業界今日鬱うの色の表示方法としてJISの色表示方法に採用され、JIS標準色票が用意されている。
また、物体色の色名に準拠する色票集JIS色名帳も用意されている。
色名と名前の付け方
色を区別する言葉
「あか」「あお」のような色を表す専用の言葉を中心とした基本色彩語...(基本色名13色)
事物の名前を借りて特定の色を表す固有色名
⇒体系的に組織化した系統色名...(350色)
⇒慣れ親しんで広く用いられる色名を選んで標準化した慣用色名...(269色:和色名147種、外来色名122種)
基本色彩語(ベーシックカラーターム)...世界を超えて共通する「白、黒、赤、黄、緑、青、紫、桃(ピンク)、橙(オレンジ)、茶(ブラウン)、灰(グレイ)」
固有色名
ある特定の色に対して与えられた個々の色名を固有色名という。(「桜色」「空色」など名前を借りた色)
伝統色名...粋の概念に通じる茶や鼠を付けた、長い歴史と文化から生まれた由緒ある固有色名(鶯茶、利休鼠など)
流行色名...商業的な目的で創作され、広く知られて定着した色。
外来色名...海外からもたらされた色名
固有色名は色名の分布にばらつきがあり、色の表示機能としては系統色名に及ばない。
その代わり、その色が持つイメージや情感を伴って色を伝えることができる。独自の効果がある。
系統色名
色空間全体を系統的に分割して色名を振り当てる色名呼称法を系統色名という。
基本色名を土台とし、色調を表す修飾語を添えて細かく呼び分けた色名。色の専門知識がなくても、あらゆる色名を平易なことばで表すことができる。
NBS系統色名法は、ISCCとNBSの共同研究で実現した初の系統色名。
マンセル表色系の色空間との対応が図られているため、JIS等の開発の参考にされた。
有彩色の色相による分類
基本10色相
赤・黄赤・黄・黄緑・緑・青緑・青・青紫・紫・赤紫
色相に関する修飾語
赤みの・黄みの・緑みの・青みの・紫みの
合計20色相
赤・黄・緑・青・紫の5種類色相に修飾語で3つに分けた15色相と、中間色相5種(黄赤、黄緑、青緑。青紫、赤紫)
有彩色の明度、彩度による分類
彩色の明度及び彩度に関する修飾語
(あざやかな・明るい・つよい・こい・うすい・やわらかい・くすんだ・暗い・ごくうすい・明るい灰みの・灰みの・暗い灰みの・ごく暗い)
灰みの を使う際、赤みを帯びた灰みののように、〜みのが重複しないようにする。
このようにして細分化した色の範囲をトーンという。
無彩色の基本色名は(白・灰色・黒)も3種である。
必要に応じて灰色を(うすい・明るい・中位の・暗い)の4つに分ける
合計6種
中位の を混同するおそれがないときのみ省略できる。
色味を浴びた無彩色
有彩色と無彩色が接する領域で、大分類では無彩色とみなされる。
一般に「オフニュートラル(近無彩色、準無彩色)」などと呼ばれるような、わずかに色味を帯びた色群を表すために設けられている。(84種)
無彩色の基本色名3種(6種)に基本色相分類10種を冠して、僅かな色味があることを示す。
また、細分化が必要なときは黄みを帯びた赤みの・赤みの・紫みを帯びた赤みの
といった細分化をおこなう。(pR, R, yR)
JISの物体色の慣用色名
「〇〇みの〇〇」よりも、「ベージュ」「カーキー」のような固有色名のほうが 都合がいいこともある。
JISに基本色彩語に加え、産業界で使われているような選ばれた色269種(和色名147種,外来色名122種)をまとめられている。
三属性表記
ピンク 2.5R 7/7
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